豆腐を使った離乳食の進め方

やわらかい食感で、なめらかにするのが簡単な豆腐は、植物性たんぱく質やカルシウムなどさまざまな栄養が取れる食品です。赤ちゃんにも積極的に食べさせたいですよね。豆腐を使った離乳食はどのように進めればいいのかをまとめました。

食べさせて良いのはいつ頃から?

離乳食初期のたんぱく質が始まったらOK
離乳食初期は重湯から始めて、野菜、タンパク質と段階的に品目を増やしていきますが、豆腐は離乳初期から1か月ほど経ってたんぱく質を与える時期が来たら食べさせることができます。

離乳食で豆腐を与える際の注意点

アレルギーがある食材なので最初は少量から
豆腐は大豆製品なので、アレルギーが起こる可能性があります。初めて食べさせるときは小さじ半分程度にとどめ、平日の午前中に与えるようにしてください。

離乳食初期、中期までは絹ごし豆腐がおすすめ
豆腐はやわらかい食材ですが、ポタージュ状にしてモグモグしやすくするには絹ごし豆腐の方が向いています。離乳食後期まではやわらかな絹ごし豆腐で進めていきましょう。

添加物に注意
豆腐を購入する際には、添加物が使われていないものを購入するのが望ましいです。消泡剤を使用しておらず、凝固剤は天然にがりを使っているものの中から、日付の新しいものを選びましょう。

豆腐離乳食の下ごしらえ

大人は冷奴などでおいしくいただける豆腐ですが、離乳食に使う場合は必ず中心までしっかり火を通す下ごしらえが必要です。豆腐の下ごしらえの方法をまとめました。

鍋で下ごしらえ
鍋にお湯を沸かし、必要分の豆腐を茶こしなどに入れてしっかりゆでましょう。その後、なめらかにすりつぶしたり小さく崩したりして赤ちゃんに食べさせます。ゴックン期ならそのまま茶こしで裏ごしするのもおすすめです。

電子レンジで下ごしらえ
豆腐30gと水30gを器に入れ(水と豆腐は同量)、電子レンジの500Wで30~40秒加熱します。電子レンジに機種によって時間は多少の誤差があります。しっかり中まで火が通っているか割って温度を確かめましょう。