離乳食後期とは?
個人差はあるが9~11か月頃
離乳食の後期とは、離乳食を食べさせ始めてからおよそ4か月が経過した頃です。個人差はあるものの、9~11か月頃の月齢になっていることが多いです。
この頃の赤ちゃんの様子
・つかまり立ちや伝い歩きをする
・まんま、ダーダーなど赤ちゃん語のようなものが出てくる
・行動範囲がますます広がり、日用品や小さなものに興味を示す
・歯が上下で4本生えてくる
個人差はありますが、上記のような様子のほかに、豆粒のようなごく小さいものや薄いものも器用につまめるようになります。手でつかんだものは何でも口に入れて確かめようとするのもこのころです。家の中にボタンや小さなごみなどがないようにしっかりチェックが必要です。
また、手を叩く仕草の「パチパチ」や、「バイバイ」など大人の真似もできるようになります。表情もますます豊かになり、可愛さが募ってくる頃です。生活リズムを整えるためにも昼寝の時間もなるべく決まった時間にするように徐々に工夫しましょう。
離乳後期に移行するタイミング
1日2回の離乳食を嫌がらずに食べ、おおむね完食している状態であれば、離乳後期へ移行することを考えます。上記のような様子に加えて、食べることに意欲があり、食べ物を手でつかもうとする仕草が見られたり、小さな赤ちゃん用茶わん1杯程度のおかゆが食べられたりするようであれば、離乳後期(カミカミ期)に移行します。
離乳後期には1日3回食になり食事のリズムが整ってきます。この頃には一日に必要な栄養の70%を離乳食から摂取することになります。