卵の黄身は冷凍できる
白身は冷凍すると変質して食感が変わってしまうため冷凍には向きませんが、黄身は茶こしなど裏ごしてから小分け冷凍することができます。少しずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍しますが、1~2週間を目安に使い切るようにしましょう。

卵の離乳食に関する注意点

完全に火を通す
卵のアレルゲン物質は数種類ありますが、その中の一つオボアルブミンは過熱することでアレルギー反応が起こりにくくなります。離乳食として卵を与える時は黄身でも全卵でも中心までしっかり加熱し、固ゆで状態にしましょう。

全卵のはじめもゆで卵にする
炒り卵やオムレツなど全卵を解いて調理すると、アレルギー物質オボアルブミンのアレルギー反応が強く出てしまいます。

温泉卵は生卵に近いため卵白アルブミンは90%あまりの抗原が残っております。炒り卵では10分の1、錦糸卵で100分の1、固ゆで卵では1万分の1になっています。

参照:公益財団法人 母子健康協会

このため、最初に全卵に挑戦する際は、比較的アレルギー反応を起こす確率が低い固ゆで卵から試していきましょう。

卵白はみじん切りの後水洗い
卵白を調理して、細かくみじん切りにした後、ざるなどに入れて水洗いする方法は、アレルギー専門医も勧める方法です。水洗いをすることで卵白を低アレルゲン状態にできるのでぜひ実践しましょう。

卵を使った離乳食のレシピ

1.卵のおかゆ
離乳食には欠かせないおかゆに卵黄を混ぜたレシピです。卵をどのくらい食べているかによって卵黄の量を調節しましょう。

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2.ミモザサラダ
じゃがいもやニンジンのサラダに卵黄をトッピングするミモザサラダ。黄身の量も調節しやすく、どのくらいの量を食べたか把握できるのでおすすめです。

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3.バナナ豆乳ホットケーキ
全卵が食べられるようになったら、スイーツ系のおやつも食べられるようになってますます調理が充実します。ほんのりしたバナナの甘みと豆乳のコクで赤ちゃんも喜びます。

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