離乳食初期の進め方
離乳食の初期はおよそ1~2か月で完了し、次の段階に移ります。最初はおかゆを1日1さじから始め、段階的に量や食材を増やしていきましょう。ここでは離乳初期の週ごとの進め方を解説していきます。
離乳初期1週目
離乳初期の最初はおかゆからスタートします。初日は10倍がゆをすりつぶしてなめらかな状態にします。目安はヨーグルトくらいの固さです。
何を食べさせるか
離乳初期1週目はお米で作ったおかゆからスタートです。スプーンを口に入れること、唇を閉じて口の中におかゆを取り込み、その後上手に飲み込めることが主なレッスンです。
1日~2日目:10倍がゆ 小さじ1
3~4日目:10倍がゆ 小さじ2
5~6日目:10倍がゆ 小さじ3
量の目安
最初は赤ちゃん用のスプーン、または小さじ1杯を限度にします。一度に口に運ぶのは小さじ1/3程度にしましょう。回数は1日一回、午前中に行います。
離乳食初期1週目メニューの作り方
10倍がゆの作り方が詳しく記載されているページは以下になります。また、ベビーフードの10倍がゆならそのまま、またはお湯で溶くだけなので手軽に利用できます。
離乳初期2週目
離乳初期2週目(7日目ごろ)になったら、それまでの10倍がゆに加えて野菜や果物を与えてみます。野菜をポタージュのようなペースト状にすりつぶしましょう。
何を食べさせるか
野菜や果物を食べさせます。ニンジンやほうれん草、カボチャなどの緑黄色野菜はペースト状にしやすく、初めての離乳食でも簡単にチャレンジできます。軟らかく煮て裏ごししたり、裏ごしした野菜を全がゆに混ぜて食べやすくしてあげてもいいでしょう。リンゴやバナナなども食べやすい果物です。すりおろしたり、固まりがなくなるまでつぶして食べさせてみましょう。
また、これまで10倍がゆのみだった炭水化物に、パンがゆなど小麦の食品も試してみます。ただし、初めて食べるときは1さじからを守ってください。
7~10日目:野菜・果物のペースト 1さじ + 10倍がゆ
11~15日:野菜・果物のペースト 2さじ +(10倍がゆを1さじ減らし)パンがゆ1さじでもOK
16~25日:野菜・果物のペースト 3さじ +(10倍がゆを2さじ減らし)パンがゆ2さじでもOK