1日1回食と2回食の離乳食スケジュール
離乳食を始めてから1か月たったころ、離乳食を1日2回に増やしてみます。1回食、2回食の離乳食スケジュール例はこのようになります。
am6:00 | am10:00 | pm2:00 | pm6:00 | pm10:00 | |
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離乳スタート(1回食) | 授乳 | 離乳食 + 授乳 | 授乳 | 授乳 | 授乳 |
スタートから1か月 (2回食) | 授乳 | 離乳食 + 授乳 | 授乳 | 離乳食 + 授乳 | 授乳 |
食品の固さや食べさせる食材は1回食と同じですが、初めての食品は昼間の時間帯、病院の診察時間内に試します。午後に2回目の離乳食を与える場合は、食べ慣れているものにします。
離乳食初期の食べさせ方
食器は割れない素材が安心
離乳食初期の食器はプラスチックのものが割れずに安心です。できればスプーンは唇にやさしくフィットする赤ちゃん用のものを用意してあげましょう。
無理に押し込まず唇を使う練習を
スプーンの先端におかゆを乗せ、赤ちゃんの口に近づけて、赤ちゃんが口を開けたらスプーンを水平にし、赤ちゃんの下唇に軽く乗せます。そのまま上唇でおかゆを取り込むまで待ってみましょう。スプーンが口に入ったら、赤ちゃんの上あごにスプーンを押し付けないように注意し、奥まで入れすぎないようにしてそっと引き抜きます。
下唇にスプーンを置いても上唇を閉じるしぐさが見られないときは、顎を下からそっと押し上げてみましょう。
楽しい雰囲気で離乳食タイムを
初めての離乳食で緊張するのはわかりますが、ママが何とか食べさせようと躍起になったり、必死の形相をすると赤ちゃんは敏感に雰囲気を感じ取り、「離乳食=いやなもの」と思ってしまいかねません。気分をおおらかに、赤ちゃんと一緒に離乳食を楽しむ気持ちで食べさせてあげてください。ママがニコニコしていると、赤ちゃんにも雰囲気が伝わり食べることに意欲を感じやすくなります。