献立や調理のポイント

固さは舌でつぶせるくらい
離乳中期になると、舌でつぶせる程度の塊を残してやわらかく煮るのが基本になります。おかゆは5分がゆ~7分がゆが基本の主食で、他にミルクでやわらかくふやかしたパンがゆ、同じくふやかしたコーンフレーク、やわらかく煮て小さく切ったそうめんやうどんなども食べられるようになります。野菜類もみじん切り程度の大きさで、下でつぶせるやわらかさを目安に調理していきましょう。離乳中期の調理は蒸す、煮る、つぶすが基本で、プリンや豆腐の硬さが目安になります。

味付けは風味付け程度
離乳中期の味付けは風味付け程度にします。特にしょうゆとみそは大豆製品のため、最初に食べさせるときは注意が必要です。塩分も多いので、ごく少量にとどめましょう。離乳中期の味付けは、おいしくするためではなく風味に慣れるためのもの。大人が食べておいしいと感じるようなら味付けが濃すぎます。また、マヨネーズやケチャップはまだ与えないようにしましょう。

離乳食中期の進め方

食べさせる回数とコツ・注意点

離乳中期の離乳食は1日2回
離乳初期に引き続き、回数は1日2回です。1回目は午前中に。初めての食材も平日の午前中に食べさせるようにします。2回目は午後、または夕方に与えます。離乳食の後、授乳なら欲しがるだけ、ミルクなら離乳食後に足りない分を補い、その他1日3回程度を食事の代わりとしてを離乳食の合間に与えましょう。