献立や調理のポイント

硬さは歯ぐきでカミカミできるくらい
離乳中期には主に軟らかく煮たり、溶きのばしたりしていた調理法ですが、後期からは「焼く」こともできるようになります。赤ちゃんにもスプーンに手を伸ばしたり、食べ物を口に持っていく仕草が見られたりしますので、スティック状に切った茹で野菜や、やわらかいハンバーグなどを手に持たせて見守ってもいいでしょう。

炭水化物、野菜、イモ類、タンパク質、果物など、バランスの良い献立を考え、いろいろな味付けにもチャレンジしましょう。それが、赤ちゃんが飽きずに楽しく離乳を完了するコツです。

離乳食後期の進め方

食べさせる回数とコツ・注意点

離乳後期の回数は1日3回へ
離乳後期は1日3回の離乳食を食べるようになります。ますます大人の食事に近づいて、離乳のゴールもなんとなく見えてきますね。

この頃の赤ちゃんは動きも活発になり、鉄分を必要とします。鶏レバーや赤身の魚などで鉄分を補給してあげましょう。レバーは手軽なベビーフードを利用してもいいですし、赤身の魚は骨のない刺身を利用すると便利です。

食べさせ方のコツは?

「食事=楽しい」と思ってくれるように、なるべく家族と一緒に時間に楽しい雰囲気で食べさせてあげてください。また、赤ちゃんが飽きないよう、小さな固まりになるよう切り方を工夫したり、食材をスティック状にしたりして手でつまんだりつかんだりして口に運べる形にするのも良い方法です。

栄養が偏らないようにバランスよく食べてもらうのが一番ですが、赤ちゃんもよく食べる日と、そうでない日があります。焦らず、無理強いせず、1週間単位でバランスがとれていればOKとしましょう。焦らずおおらかな気持ちで進めることが一番です。